« もしかして、嫌われてる? | トップページ | 私の転機となったこと »

2014年1月30日 (木)

カウンセリングの問題点

今のカウンセリングはクライエント中心療法(来談者中心療法)が基本と

なっています。クライエント中心療法には「人間は自ら気付き、自ら変わ

るものである」といった考えがあります。つまり、すべては相談者次第と

いうことです。

クライエント中心療法を考えたロジャースさんが「カウンセラーは相手を

映す鏡になりなさい」と述べたように、カウンセラーの仕事は相談者が

「自ら気付き、自ら変わる」までのお手伝いです。そのお手伝いの中で

以下のような相談の効果的な聴き方というのが存在します。

1)アイコンタクト(視線を向ける)

2)相づちをする

3)共感的な言葉を繰り返す

4)大切な要点のまとめを繰り返す

5)質問をする/「事実は何?」「気持ちはどう?」「どうしたいの?」など

6)沈黙を待つ

必要に応じてアドバイスをすることもありますが、カウンセリングの基本は

相談者の話を聴くということです。それを傾聴と言います。

この傾聴を重要視しているために『カウンセリング=ただ相談を聴いてくれ

るだけ=何の解決策も見出せない』という問題が多く発生しています。

一度でもカウンセリングを受けたことのある人は、「ただ話を聴いてくれる

だけで何の解決にもならない」と感じたことがあると思います

しかし、こういった問題が発生するのはカウンセラーが悪いということでは

ありません。真面目に勉強してきたカウンセラーは「このやり方が正しい」

と思っているだけで悪気はないはずです。

私が問題に感じることは、クライエント中心療法を前面に押し出すことで

相談者が自死したときに誰の責任でもないと言い逃れることができること

です。

「すべての答えは相談者にあります」と示すことで「私たち(カウンセラー・

精神科医)には問題ありません」と言えるのではないでしょうか

「それは何か違うよな・・・」と思うのは私だけではないと思います

心理学より実体験からのアドバイスを大切にしています

  http://www.soudanjudge.net

『相談屋 ジャッジ』は千葉にある社交不安障害専門相談所です。行動するには逃げ場を

つくることも大切です。ただ行動することばかり考えていては足がすくんでしまいます。

« もしかして、嫌われてる? | トップページ | 私の転機となったこと »