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2014年1月15日 (水)

逃げるという選択肢

ドリアン助川こと明川哲也さんは私の尊敬する人の一人です。

明川さんは作家・詩人・道化師・ミュージシャンといった多彩な才能をもちます。

私が明川さんを初めて知ったのは、1995~2000年まで土曜日の夜に放送され

ていた『ドリアン助川の正義のラジオジャンベルジャン』です

生放送で10代の若者の悩みを電話で相談を受けるといったラジオ番組でした。

ある時、「学校でいじめられている」という女の子から相談がありました。

その女の子の話を聞いた後、明川さんはこう言いました。

「逃げなさい」と。当時の私はその「逃げなさい」という助言に驚いたことを

今でも覚えています。そんなことを言う大人がいるのかと・・・

その後、明川さんはこう言い続けました。

「よく、ここで逃げるとこの後の人生で辛い時があったらまた逃げてしまうように

なるという人がいるけれど、僕はそう思わない。いじめはとても理不尽なこと。

フリースクールなどに行って楽しく過ごせるようになった子供はたくさんいる」

いじめに対する姿勢は人それぞれであるが、私も明川さんの意見には賛成です。

今、社交不安障害の相談を受けている私も、ただ背中を押すことばかりではなく

逃げ道も考えるように心がけているのも、明川さんの「逃げなさい」といういう言葉

と出会えたからだと思います。

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