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2014年7月14日 (月)

認知行動療法だけではダメ

病院で「社交不安障害」だと診断されると、薬物療法と認知行動療法を

すすめられます


薬物療法に嫌悪を感じる方は多くても、認知行動療法は違和感なく信じ
てしまう方が多いのではないでしょうか。


しかし、私は認知行動療法ばかり実践しても、社交不安障害の改善は
難しいと考えています。


その理由を簡単に言うと、認知行動療法も薬物療法と同じで、結
局のところ対処療法でしかないからです。


認知行動療法をいくら頑張っても、うわっ面な経験しか残らなく、本質的
な部分は何も変わりません


加藤諦三さんの著書『自信が持てない人の心理学』に以下のようなこと
が書いていましたが、これは認知行動療法では社交不安障害が改善さ
れない理由とも捉えられることができるので、ここで紹介したいと思います。

根本にある原因としての生活を変えないで、結果だけを変えようとして
自分に
「他人が自分をどう見るかなど気にするな」とか
「他人のことをうらやましがるな」とか
「もっと他人の言うことを聞け」とか「イライラするな」とか
「元気を出せ、積極的になれ」とか「神経質になるな」とか

いろいろ自分に言い聞かせ、かつそうなろうとして努力しても無駄である。
そう努力すればするほど自分をいつわることになる」


上記の言葉は、認知行動療法について語ったわけではありませんが
個人的にはまさに認知行動療法の問題点を突いていると感じました。


認知行動療法で得た成功体験のメリットは次の行動を起こすときの
勇気になるということ。前に成功体験を得ているのだから、次の行動が
起こしやすくなるのは確かです。しかし、改善には結びつきません

認知行動療法とは対処療法に過ぎないのです

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