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2015年1月12日 (月)

本当に犯人は『神経伝達物質セロトニン』??



「みなさんはセロトニンに救いを求めますか?」


人の感情は、脳内のシナプスという神経細胞間を様々な情報伝達物質が

行き交うことで生じる。この情報伝達物質の流れが滞ると、感情面に支障

が起きる。

うつの場合、情報伝達物質セロトニンやノルアドレナリンが不足するために

起きる、と考えられる。

これがうつのメカニズムとしてすっかり定着した
セロトニン仮説です。



『うつは薬では治らない』 文春新書 著・上野玲




私は上野さんの本を読むまで、うつ病とセロトニンの関係性が仮説だとは
知りませんでした



仮説で抗うつ薬が処方されているのが、現代の精神医療です。



しかし、今のところ、そういった治療方法しかないのであれば正直に言ってほしい。



「完全ではありませんが、可能性のある治療をしていきませんか?」と。



それを承知の上で、薬を飲むのは個人の選択なのかなと思います。



でも、医師の「この薬で良くなりますよ」というでまかしで、薬を飲まされるのは
いかがなものかと思います







脳内の神経伝達物質に関しては「それらのバランスが崩れると、うつになる」と

言われていますが、それ以前の問題としては「バランスが崩れるのはストレス

状況下での結果」と考えられないでしょうか。



自分の「うつ」を治した精神科医の方法』 KAWADA夢新書
             著・湯島清水坂クリニック院長 宮島賢也





だとすると、神経伝達物質に作用する薬を飲んでもうつになり続けるというです



たとえば、あなたがぜんそく持ちだと仮定して、その原因が部屋のほこりだとします。



部屋の掃除をしないで、ぜんそくの薬を飲んでも、ぜんそくが改善されることは
ないでしょう。



話を戻すと、つまりストレスとの付き合い方を見直さない限り、薬を飲んでもうつが
改善されることはありません。



もちろん、状況によっては薬に頼ることも仕方ないと思います。



しかし、薬を飲むことがうつに対するいちばんの解決策だとは思わないことが大切
ではないでしょうか。





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